倫理的で正直な会社であることは、法律に従うことも意味します。当社はグローバル企業として、営業するすべての場所でその法律を順守しなければなりません。また、私たちはエクイニクスの社員として、職務に該当するすべての法規制を理解し、順守する責任を負っています。
エクイニクスでは、自由で開かれた市場を尊重し、公正かつ誠実な競争により競合他社を上回ることを目指しています。当社は他社の専有情報を取得したり、所有者の同意なしに取得した企業秘密を保持したり、または他社の過去もしくは現在の社員にその会社の専有情報を当社に提供することを依頼したりしません。
当社は、ベンダーの拠点地、またはベンダーが提供する製品やサービスの種類にかかわらず、すべてのベンダーと公正かつ誠実に取引することに努めています。当社は、ベンダーが競争によって選ばれるオープンで公正な調達に取り組み、緊密な協力とオープンなコミュニケーションに基づき、相互に有益な関係を構築します。
データのプライバシー保護関連の法規制は複雑で、国ごとに異なります。エクイニクスでは、社員の個人情報の機密性を尊重し、個人情報を機密に維持し、エクイニクスでの雇用のため合理的かつ適切な方法でのみ個人情報を使用することに尽力しています。皆さんは、この個人情報の取り扱いと保持に関するすべての会社方針に従わなければなりません。データのプライバシー保護に関して質問がある場合は、現地のプライバシー責任者にお問合せください。
エクイニクスのビジネス実践は、正直さとインテグリティに基づいています。当社は、理由に関わらず、賄賂、キックバック、またはその他の不適切な支払いを申し出たり、提供したりしません。
当社は、グローバル企業として、米国海外腐敗防止法(FCPA)と英国贈収賄防止法を含め、当社が営業を行なう国での贈収賄および汚職防止法を順守しなければなりません。これらの法律では、特に公務員が関与する場合、贈収賄と汚職を厳しく禁じています。エクイニクスの社員、役員、エクイニクスの代理で行動する代理業者または独立請負業者のいずれも、取引や不正な特典を得たりするために、いかなる人物にも有価物を申し出たり提供したりしてはなりません。法令に違反した場合は、その社員とエクイニクスはどちらも厳しい罰則の対象となり、当社の評判が損なわれる可能性があります。
贈収賄を禁止している米国の法律は、非常に広義ですから、公務員に提供されるさまざま な贈答品または接待が不適切と見なされる可能性があります。そのため、社員は、以下の非常に限られた状況を除き、いかなる金銭の支払い、援助、現金、贈答品、またはその他の有価物も、公務員または当局者に贈与、申し出、約束、または承認してはなりません。この規則は、皆さんが自分で贈答品またはその他の特典を贈与するか、または販売店や独立請負業者などの第三者を介して贈与するかに関わらず適用されます。
この規則は、皆さんがビジネスを確保しようとするか、または他者に対する優遇(競合他社に提供されない特別な優遇など)を求めるかに関わらず適用されます。公務員または当局者に提供された贈答品または接待は、以下の特別な基準に適合する必要があります。
皆さんは、職務に関連して贈与する贈答品に透明性があること、社内で適切に記録され、当社の方針に基づいて許可されていることを確認しなければなりません。贈答品を報告するときは、贈答品の目的と贈答品を贈与先を記載する必要があります。贈答品を公務員に贈呈する場合はいつでも、コンプライアンスオフィスから事前の承認を取得する必要があります。
この分野で質問があるか、ガイダンスが必要な場合は、エクイニクスのコンプライアンス責任者に連絡してください。皆さんには、本方針の実際の違反または違反の疑いに気づいた場合、その旨を速やかに報告する責任があります。
知的財産には、著作権、特許、商標、企業秘密、およびその他の無形財産が含まれます。当社は、その知的財産権を保護および実施するために積極的な対策を講じ、また第三者の知的財産権を保護するためにも同様の対策を講じなければなりません。また、当社の知的財産を第三者と共有するときは、エクイニクスの方針に従って当社の財産を使用および保護することについて、第三者の同意を必ず得る必要があります。
コンピュータソフトウェア、書籍、マニュアル、音声・映像、業界向けの新聞・雑誌などを含む、皆さんが毎日使用する資料の多くは、著作権法により保護されています。その他の、著作権があまり明白でない資料の例として、プレゼンテーションのス ライド、トレーニング資料、管理モデル、および問題解決方法などが挙げられます。私たちは、決して意図的に他者の知的財産権を侵害してはなりません。
皆さんは、一般に開示されていない会社に関する何らかの「重要事実」(通称「内部情報」)を所有している場合は、エクイニクスの株を売買してはなりません。同様に、顧客やベンダーなど、他社に関する内部情報を取得している場合も、その会社の証券を売買してはなりません。内部情報を第三者に伝えたり、第三者に内部情報を「漏えい」し、その後第三者がその情報に基づいて取引を行った場合は、皆さんは違法な取引に対する責任を問われる可能性があります。皆さんはまた、家族や友人を含む外部当事者に伝えた機密情報に基づいて誰かが行った取引について責任を問われることがあります。皆さんは、エクイニクスの株の売買に影響を与える内部情報を家族や友人に伝えた場合、連邦証券法に基づき
「情報漏洩者」として刑事責任を問われる場合があります。エクイニクスは、エクイニクスの社員またはエクイニクスの関係者がエクイニクス証券の短期取引や投機売買を行ったり、不注意からインサイダー取引法違反につながるその他の取引に関与したりすることを不適切な行為とみなしています。そのため、エクイニクスの証券の取引においては、「エクイニクス証券取引方 針」で詳しく説明されている補足的なガイドラインに従う必要があります。
インサイダー取引に対する法律を確実に順守するには、「エクイニクス証券取引方針」を参照してください。質問がある場合は、コンプライアンスオフィスにお問合せください。